冷蔵庫の下にマットって不可欠なの…？選び方やその利点をご紹介します！

冷蔵庫専用のマットを、ご存知ですか？
冷蔵庫は重量があるため、床に傷がつく可能性があります。

特に賃貸住宅では、退去時に修理費がかさんでしまうことも。
新築住宅にお住まいの方にとっても、床の傷は避けたいものです。

この記事で、以下の点について詳しく説明します。

冷蔵庫用マットは必要か？

結論から言うと、冷蔵庫用マットは推奨されます。
ここで、その利点について説明します。

騒音対策

冷蔵庫は動作時に騒音を発生させるため、マットを敷くとその音を軽減できます。
騒音が少なくなることは、大きな利点です。

床の保護

マットを使用すると、冷蔵庫と床の間にクッションが生じ、傷が付きにくくなります。
特に新築の場合、床の傷が目立つと修理に費用がかかりますが、マットがあれば安心です。

賃貸では床の傷は通常、貸主が修理費用を負担しますが、冷蔵庫からの色移りや汚れは別の対策が必要です。

汚れ防止

マットを敷くことで冷蔵庫周辺の汚れを防ぎ、清潔に保つことができます。

地震対策

日本は地震が多い国ですので、冷蔵庫が倒れる危険性を減少させるための対策が必要です。
マットは、冷蔵庫の転倒を防ぐ助けにもなります。

害虫予防

一部のマットには、害虫を避けるための加工が施されています。
これにより、冷蔵庫周辺に害虫が寄り付かないよう効果があります。

害虫対策を重視する場合、この種のマットが推奨されます。
冷蔵庫用マットには、床を守るだけでなく、様々な追加の効果があります。

私の家では、新聞紙を使って床を保護していますが、やはり専用マットのほうが多くの対策を提供してくれそうです。

冷蔵庫マットの潜在的な弱点とその対策

冷蔵庫マットには、使用することによって生じる可能性のある弱点がいくつかあります。

マットが床に固着する問題

特定のマット素材は床に固着しやすく、取り除く際に跡が残ることがあります。

定期的な清掃とマットのチェックを行い、床を清潔に保つことが重要です。

マットの色が床に移るリスク

冷蔵庫の位置を変える機会が少ないため、長期間同じ場所にマットが置かれると、色移りのリスクがあります。
この問題を防ぐためには、マットを定期的に交換することが推奨されます。

液体漏れ時のカビ発生問題

特に飲料がこぼれた場合、マットが湿気を保持しやすく、カビが発生する可能性があります。

冷蔵庫マットの選び方

マットの素材選び

冷蔵庫用マットには、「ポリプロピレン・ポリカーボネート・コルク・ゴム」など、様々な素材が利用されています。
耐熱性や耐久性に優れるポリプロピレンやポリカーボネートが一般的ですが、コルクはダニ防止、ゴムは耐水性と弾力性に優れており、冷蔵庫の振動を吸収します。

マットの形状を選ぶ

冷蔵庫用マットには、シートタイプと冷蔵庫の足をサポートするタイプの2種類があります。

マットの機能性選び

市販されているマットには、床の保護だけでなく、「耐震性・防汚性・防臭・防カビ性能」を持つものがあります。
自分のニーズに合わせて、機能性を重視して選ぶと効果的です。

冷蔵庫用マットを買うときにチェックするポイント

床材チェック

マットを選ぶうえで床材との相性はチェックすべきポイントです。

クッションフロアの場合、床の安定性を増すためにベニヤ板などの硬い素材のものを使うことがおすすめです。

また、フローリングの場合は、硬めの床材なのでマットも硬いタイプのものを選ぶと床下が傷ついてしまう可能性があるため、やわらかいポリカーボネート素材がおすすめです。
それぞれの床材に合ったマットを選びましょう。

サイズチェック

サイズは、冷蔵庫の容量によって異なります。
簡単にカットできる素材のマットもあるので、細かくサイズ調整したい方にはそちらがおすすめです。

その他機能チェック

最後に防音性や耐震性、害虫対策などその他の機能をチェックします。
マンションやアパートでは、両隣や上下に住む人への音の影響が気になる方も多いので防音性が高いマットをおすすめします。

まとめ

今回は、「冷蔵庫マットは必要ない？」というテーマで解説しました。
騒音・床の傷や汚れの防止・地震の対策など、冷蔵庫用のマットは是非あった方が良いです。

しかし、マットが床に張り付くかもしれない、経年劣化による床への色移り等のデメリットもあります。