X(旧Twitter)推薦ユーザーのメカニズムって?回避する方法

Xを利用していると、他のユーザーに推薦されることがあります。
自分のプロフィールが他人に表示されることに不安を感じるかもしれませんが、これはあなたの情報が他者に直接公開されているわけではありません

タツミ
この記事では、推薦ユーザーがどのようにして選ばれ、表示を回避する方法について詳しく解説します。

推薦ユーザーの選出メカニズム

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推薦ユーザーは、Xの自動推薦システムによって選ばれます
このシステムはユーザーの活動履歴や興味に基づき、興味を持ちそうなアカウントを自動的に推薦します。

ここでは、Xが公開している選出基準について見ていきましょう。

フォロー状況に基づく推薦

一般的な基準は、フォローしているユーザーが興味を持っているアカウントです。
あなたがフォローしているユーザーが特定のアカウントをフォローしていれば、そのアカウントが推薦されることが多くなります。

これはあなたの情報が他人に見られているわけではなく、フォロー状況を分析した結果です

相互作用に基づく推薦

もう一つの重要な基準は、ユーザー間の相互作用です
あなたが頻繁にいいねやリツイートをしているアカウントが他のユーザーにも同様に反応されている場合、そのユーザーが推薦されることがあります。

これも、あなたの情報が直接見られているわけではなく、類似の反応パターンを分析した結果です。

興味・関心に基づく推薦

Xでは、プロフィールに設定された興味・関心やよく使うハッシュタグも推薦の重要な要素となります。

例えば、プログラミングに関心がある場合、同じ興味を持つユーザーや関連する投稿を多く行うアカウントが推薦されます。
タツミ
これは個人情報の共有ではなく、共通の興味・関心に基づいた推薦です。

アドレス帳からの推薦

スマートフォンのアドレス帳とXを連携させると、登録された人のアカウントが推薦されることがあります。
これはアプリが、アドレス帳へのアクセスを許可されている場合のみです。

プライバシーを守るためには、アプリ設定でアドレス帳へのアクセスを無効にすることが可能です

位置情報に基づく推薦

位置情報を共有する設定にしている場合、近隣のユーザーやイベント関連のアカウントが推薦されることがあります。

例えば、同じ地域で活動するユーザーや、その地域のニュースアカウントなどです。

位置情報の共有は任意で、必要に応じていつでもオフに設定することができます

ウェブ閲覧に基づく推薦

Xと提携しているウェブサイトを頻繁に訪れると、その閲覧データに基づいて関連するアカウントやテーマに即したユーザーが推薦されることがあります。
このような情報収集は、ブラウザのプライバシー設定やトラッキング制限機能を通じて管理することが可能です。

プライベートモードを利用すると、ブラウジング履歴の影響を抑えることができます

プロモーション目的のアカウント推薦

広告主やプロモーション中のアカウントが「プロモーション」として、明示される形で推薦されることもあります。
これらはユーザーの興味に基づいて選ばれ、広告設定を調整して推薦表示をカスタマイズすることができます。

表示された広告に「興味がない」と、マークすることも可能です。
これらの推薦は関連性を高めるための仕組みであり、個人情報が直接見られているわけではありません

推薦表示の制御方法

スマホをする女性

推薦ユーザーとしての表示を避けたい場合、Xの設定機能を用いて制御が可能です。

タツミ

具体的な操作方法を、以下に解説します。

検索と推薦の表示制限

「設定とプライバシー」→「プライバシーと安全性」→「見つけやすさと連絡先」から、検索や表示の制限を行うことができます。
メールアドレスや電話番号による検索を制限し、連絡先の同期もオフにすることができます。

これにより、推薦ユーザーとして表示される頻度を減らすことができます

プライベートアカウントの利用

アカウントを非公開設定にすることで、フォロワー以外の人にプロフィールや投稿が表示されなくなります。
これにより、自動的に推薦ユーザーから除外されることが多くなります。

ただし、この設定にはコミュニケーションの可能性が限定されるという側面もあります。

ビジネス用途では公開を維持し、個人的な利用では非公開を選択するなど、目的に応じて適切な設定が求められます

まとめ

まとめ

推薦ユーザー表示は個人情報が直接見られるわけではなく、Xの自動推薦システムによるものです。
表示に不快感がある場合は、設定機能を活用して制御することができます。

目的に合わせて設定を選び、適切なプライバシー保護を行うことが重要です。

タツミ
ビジネス用途では公開を維持し、プライベート重視の場合は非公開設定や表示制限を活用して、柔軟に対応しましょう。